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グリーンアスパラガスと、主に缶詰のイメージがあるホワイトアスパラガスは色は違いますが同じ品種のアスパラガスです。土の中で光合成をさせず、若茎が地上に出る前に収穫するのがホワイトアスパラガス。土をかぶせずに地上で光合成をし、若茎を収穫したものがグリーンアスパラガスです。
グリーンアスパラガスは鮮度が低下しやすく、時間が経つと固くなるため、新鮮なうちに調理しなくてはなりません。
同じ品種ではありますが、含まれる栄養価はそれぞれ異なります。ホワイトアスパラガスは鉄分が豊富に含まれ、グリーンアスパラガスの方がβカロテン、ビタミンE、ビタミンB群が豊富に含まれているなどの違いがあります。ホワイトアスパラガスは日光に当たらないため、カロテンはほとんどなく、たんぱく質やビタミンB群はグリーンアスパラガスの半分程度しかありません。栄養価を期待せず、特有の香りと甘み、ほろ苦さを楽しむ野菜といえます。
また、アスパラガスから発見されたという特有の栄養成分でアミノ酸の1つ「アスパラギン」はどちらにも含まれています。
グリーンアスパラガスは1年中手に入りますが、ホワイトアスパラガスは5~6月の旬の時期しか出回りません。栽培に手間がかかり傷みやすいため、流通量が少なく値段は高めですが、旬の今だけの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。