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「食品の色素成分である“フラボノイド“って!?」

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フラボノイドという言葉を聞いたことありませんか?フラボノイドとは、食品に含まれる色素成分のことを指し、ポリフェノールの一種です。そしてフラボノイドは、フラボノイド類(狭義)とアントシアニン類に分けられます。

フラボノイド類

フラボノイド類には、ルチン、ヘスペリジン、ナリンギン、アピゲニンなどが当てはまります。

ルチンは穀物の中で唯一、そばだけが含んでいるというのが特徴です。ルチンには、血管強化作用や抗酸化作用があります。さらには、ビタミンCの吸収を助ける作用もあるとされています。ただ、ルチンは水溶性のため茹でると流れ出てしまいます。そのため、そばを食べる際にルチンを効果的に取り入れるためには、そば湯を飲むことがおすすめです!

ヘスペリジンは、レモンなど柑橘類に多く含まれているとされています。期待できる作用として血流や冷えの改善、高血圧や生活習慣病、花粉症、骨粗鬆症などの予防があるとされています。

ナリンギンは、グレープフルーツなどに含まれていて、苦みを感じる成分です。グレープフルーツを食べる際に舌がヒリヒリする現象は、このナリンギンによるものとされています。血流改善や食欲抑制などの効果が期待されます。

アピゲニンは、セロリなどに含まれます。抗酸化作用や抗がん作用などが期待できるとされていて、注目されている成分です。

アントシアニン類

アントシアニン類には、シソニン、ナスニン、カリステフィン、シアニジンなどが当てはまります。

シソニンは、赤しそなどに含まれます。抗酸化作用があるとされています。また、酸性で赤色に発色する特徴を持ち、この性質が梅干しの色付けに利用されています。

ナスニンは、なすなどに含まれます。強い抗酸化作用があり、免疫力向上や美肌効果、がん予防にも効果があるとされています。ナスニンはなすの皮に含まれており、皮の紫色に関係しています。ナスニンを効率よく摂取するためには、皮ごと食べることがおすすめです!

カリステフィンは、いちごや小豆などに含まれます。カリステフィンも抗酸化作用があり、美肌効果が期待されています。

シアニジンは、ブルーベリーなどに含まれます。視覚機能を改善する効果があるとされています。

これらのアントシアニン類は抗酸化作用が強いのが特徴です。そして水溶性の成分であるため、水に溶けやすい性質があります。そのため、なすや黒豆の色を安定させ、鮮やかにする方法として、一緒にミョウバンや鉄くぎを入れる良いとされています。

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