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葉酸とは水溶性ビタミンB群の1つで、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンです。
妊娠中は貧血になりやすいため、予防として必要な栄養素であり、また細胞分裂や遺伝情報の合成に必要とされます。
摂取量の目安
葉酸は通常240μg/日を食事から摂取することが推奨されており、妊娠を計画している方は妊娠の1か月以上前からの摂取が推奨されています。
妊娠活動期から妊娠初期には、通常の240μgに加えて、400μg/日の摂取が必要だと言われています。
中期には通常の240μgに加えて240μg、後期から授乳期には通常の240μgに加えて100μgの摂取が必要と言われています。
葉酸が摂れる食品
野菜の中でもとくに多いといわれるのがブロッコリー、芽キャベツ、そしてほうれん草などの色の濃い葉物野菜などです。葉酸は調理の際に水に溶けやすく、熱に弱い性質があるため、スープにして汁ごと食べたり、電子レンジで加熱したりすることで、葉酸を摂取することができます。
魚介類・海藻の中ではのり、うに、すじこ、いくら、果実類の中ではいちごやマンゴー、さくらんぼなどに多く含まれています。
お伝えしたように葉酸は水と熱に弱い性質を持つため、調理方法によっては半分以上失ってしまいます。食品から摂るには限界もあるため、サプリメントなども効率的に利用してしっかりと葉酸を摂取しましょう。
妊娠中は葉酸に限らず様々な栄養を必要とします。バランスの良い食事も心がけましょう!