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「食材の温度に注意!低温障害について」

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食材の温度に注意!低温障害について|商用可フリー画像・背景透過

野菜や果物など食材を冷蔵保存することが多いと思いますが、冷蔵保存に向かない食材があります。今回はそんな食材の中で、バナナさつまいもパインアップルレモンを紹介します!

バナナ

バナナは熱帯性植物と暑い気候で育つ果物であるため、冷気に弱いという特徴があります。なので、冷蔵庫など12℃~14℃の低温状態で保存をすると、低温障害が起こって追熟不良皮が真っ黒に変色してしまいます。皮が黒色に変色する仕組みとして、低温状態に居続けると皮の細胞が破壊されて、酵素の働きが活性化することでポリフェノールが作られることが考えられるとされています。このような低温障害を「バナナの風邪」と呼ぶ人がいるそうです。この現象は腐っているわけではないので、皮が真っ黒になってしまっても中の果肉が白く綺麗であれば、問題はありません。ただ、適切な温度帯で保存することで腐りにくく、見た目も良くなります。そのため、常温で風通しの良い場所で保存することがおすすめです!

さつまいも

さつまいもは秋から冬が旬であるため、寒さに強いと思いきや、意外と寒さに弱い食材なのです。理由として、さつまいもの原産地がメキシコと熱帯地域を中心に生まれたためであると考えられます。そのため、10℃以下で保存をすると内部の細胞が破壊されて低温障害が起こります。生じる低温障害として、腐敗内部褐変があります。内部褐変は中の身が黒色または茶色に変色する現象です。変色した部分は、苦みを感じやすいため取り除く必要があります。このような低温障害を引き起こさないためにも、常温で保存しましょう!ただ、20℃を超えると発芽されるといわれているので、13℃~16℃を目安に保存することがさらに良いとされます。

パインアップル

パインアップルを冷蔵庫に入れることが多いと思いますが、パインアップルも4℃~7℃の低温状態で低温障害を引き起こすとされる食材です。パインアップルは熱帯果実であることから、低温状態に弱いと考えられます。低温障害として、追熟時の暗緑色化が考えられ、特に未熟果に低温障害が生じやすいとされます。保存する際は、冷蔵庫の野菜室が基本となります。低すぎる温度には注意しましょう!

レモン

レモンは12℃~14℃から低温障害が起きるとされています。特に熟す前の緑色のレモンが低温障害を引き起こします。生じる現象として、水浸状斑点腐敗ピッティングなどがあります。ピッティングとは、果物の皮にクレーター状の陥没ができることを指し、品質低下や栄養価低下などが起こるとされています。このような状態を引き起こさないためにも、緑色のレモンを保存する際には、温度に注意しましょう。黄色のレモンの場合、通常は冷蔵庫の野菜室での保存が基本となります。ただ、2℃以下になると低温障害が起きやすくなるので、低温すぎる環境での保存は控えましょう。

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